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Report 「千歌繚乱vol.3」 ライブレポート!

今注目の若手ヴィジュアル系バンドが出演するライヴイベントシリーズ「千歌繚乱」。

2016年3月30日、渋谷REXにてその第三回目が開催された。

 

今回出演したのは

レインディア

BUK BUK

ツヅキマシテ、

umbrella

の4バンド。

 

どのバンドも個性が際立ち、独特の世界観を持っている。

それぞれが大いに会場を盛り上げていた。

今回はその模様をレポート。

 

ちなみに本イベントの出演順は、公式Twitterでファンがリツイートした数によって決定され、事前に公開されている。イベント開催前からファンが楽しめるように工夫されているのが本イベントの魅力でもある。

 

 

トップバッターはレインディア

レインディアは2014年に結成され、都内を中心に活動中。人間が生きる上で感じる、感情をそのまま表現しているバンドだ。

幕が開けるとそこには5人が立っていて、すぐに『嘔漏羅』の演奏が始まった。

そこから2曲目3曲目と畳み掛けるようにヘドバン必須の激しい曲が続き、ライヴの定番曲『残虐的狂死曲』で観客は大いに盛り上がる。

 

Vo.三好健が感情そのもののような歌声で、「孤独」や「死」「絶望」などの鋭い言葉を心に突き刺してくる感覚にぞくぞくする。

 

レインディアは終始激しいステージを見せてくれたが、最後に演奏されたのは「紅いモノクローム」という、絶望の中に一筋の希望が見えるような曲。切なさも感じさせてくれるこの曲で、ただ暴れるだけのバンドではないことも見せつけてくれた。

 

フロア全体がレインディアの作り出す雰囲気にのみこまれ、余計なことなど考える隙もない30分間のステージだったと言える。

 

<セットリスト>

1.嘔漏羅

2.後悔謝罪嗚呼融解

3.左手首とカッターナイフ

4.残虐的狂死曲

5.たんぽぽ畑

6.紅いモノクローム

 

続いてはBUK BUKの登場。

 

BUK BUKは今年2月に結成されたばかりの新バンド。活動期間は短いが、精力的にライヴを行い、既に熱狂的なファンもついている。

 

幕が開けると水音と気泡の音が聞こえ、『熱帯魚』という曲が始まった。

ステージではメンバー全員が激しく頭を振り、それにつられるようにフロア全体も一斉にヘドバン。

 

暴れ曲の『空腹』ではVo.沫が「生きろ!」と叫び、逆ダイの波が起こる。

熱の上がったGt.純もフロアに下りて観客を煽った。

 

BUK BUKの曲はとても激しく、重低音響くダークな音にデスボイスも炸裂する。だがサビのメロディはノリやすく、歌声もクリアなので意外と聞きやすい。見た目のイメージだけにとらわれない曲が魅力かもしれない。

 

暴れっぱなしで荒々しいBUK BUKのステージは、30分間があっという間に感じられた。この勢いがあれば、これからの活躍にも大いに期待できそうだ。

 

<セットリスト>

1.熱帯魚

2.彼奴

3.空腹

4.鬼ごっこ

5.三拍子

 

 

観客の拍手で迎えられ三番目に登場したのは、ツヅキマシテ、

 

ツヅキマシテ、は2015年から活動を開始。まだ始動して1年未満とは思えないほど、確固たる世界観を持ったバンドだ。

 

拳をあげて会場の熱量を上げてから披露された『わるぐち』。

「わるぐち かげぐち」の歌詞が、ついつい口ずさんでしまうほどに耳に残る。

 

この曲に限らずツヅキマシテ、の曲はどれもフレーズとメロディに特徴があり、一度聴いたら忘れられない。バンド名もそうだが、初めてみた人でもすぐに覚えられる。

 

五曲目の『喪失』ではツヅキマシテ、の真骨頂、レトロでアナログチックなサウンドが楽しめた。ヴィジュアル系の音楽に、歌謡曲のようなメロディがうまく融合されているのが魅力だ。

 

もちろんジャンプやヘドバンなどでのれる曲もあり、観客もずっと笑顔で楽しんでいた。

ほかのバンドにはない独特な雰囲気に、ついつい引き込まれてしまうようなステージだった。

 

<セットリスト>

  1. ハジメマシテ、
  2. わるぐち
  3. 言い訳のミストラブル
  4. 月曜日は敵
  5.  喪失
  6. ららららら

 

トリを務めるのはvol.1にも出演したumbrella

「心に傘を」というコンセプトを掲げ、関西を中心に活躍している。

 

umbrellaは叙情的な歌詞と、メロディアスなサウンドが特徴の歌モノバンドだが、この日は『内向的声明』からという、ほかの若手バンドにも負けない激しめのセットリスト。

 

事前投票で本日のトリに選ばれただけあって、観客も終始拳を上げて盛り上がっていた。

2曲目からはVo.唯もギターを持ち、演奏に彩りを添える。

 

高い演奏力と歌唱力ゆえ、激しめとはいっても、全曲にわたってオトナなムードが漂っていた。

 

最後に演奏されたのは2月に発売されたばかりのnew singleの表題曲『アラン』。

この曲では観客も一緒になってコーラス。会場の声と唯の声が重なり、会場に一体感が生まれていた。

 

明るく美しいこの曲で、umbrellaのステージと本イベント自体がきれいに締めくくられたようだった。幕が下りたあとも余韻が残り、このバンドが持つ力強さを感じられた。

 

 

<セットリスト>

  1. 内向的声明
  2. 非『情』階段
  3. スカイフィッシュ
  4. 電脳・少年・スピーカーーー。
  5. フェイク・アンダーグラウンド
  6. Witch?
  7. アラン

 

 

イベントの最後にはこのイベント独自の企画である「バンドくじ」も行われた。これは入場時に渡されるくじ引き券を使って行われる抽選イベント。

この日にしか手に入らないバンドのオリジナルグッズやメンバーの私物などが多数景品に出され、来場者は抽選の結果に一喜一憂してとても盛り上がっていた。

 

そして本イベントの第四回目の開催も発表された。

次回「千歌繚乱vol.4」は5月25日(水)、渋谷REXにて行われる。

出演バンドはAzero / DIGIT / HuV / MALISEND / RealtO / SIN. / VENDETTA。

過去最多の7バンドで構成される。

 

次回からは今までの企画に加え、出演バンドを取り上げたフリーマガジンも来場者限定で配布される予定。

 

ライヴイベント自体を楽しめる企画満載でますます目が離せないこの「千歌繚乱」シリーズ。次回も楽しみにしておいてほしい。

 

 

千歌繚乱vol.4チケット購入は→ コチラ